コラム

季節の変わり目に急増?粉瘤の腫れと化膿にご注意を!

2025.04.03

2025年

こんにちは、尼崎市塚口のにしおか内科クリニックです。
粉瘤が化膿して来院される患者さんが増えてきます。粉瘤とは、皮下にできる袋状のしこりで、毛穴に皮脂や角質が溜まることで形成されます。顔や首、耳の周囲、背中、お尻などにできることが多く、硬いしこりとして触れるのが特徴です。その中心に黒い点が見られる場合、粉瘤である可能性が高いと考えられます。この黒い点は粉瘤が発生した毛穴であり、そこから臭いのある白い内容物が出たり、突然腫れて破裂することもあります。

一般的に、梅雨から夏にかけて細菌が繁殖しやすいため、この時期に粉瘤が化膿しやすいと言われています。しかし、当院の経験では、夏よりも春や秋などの季節の変わり目に多く見られる印象があります。気温の変化が激しい時期は体調を崩しやすく、免疫力が低下することで化膿しやすくなるのではないかと推測しています。

化膿している場合、小さく切開して膿を排出し、炎症が落ち着いてから摘出手術を行います。切開排膿のみで症状が一時的に改善することもありますが、粉瘤の袋や内容物は残ったままなので、再発のリスクがあります。特に背中やお尻など、日常的に外的刺激を受ける部位では再度化膿しやすいため、摘出術をお勧めします。摘出手術は局所麻酔で行う日帰り手術で、約15分程度で完了します。

アメリカ皮膚科学会の見解では、粉瘤の腫れは細菌感染ではなく、局所のアレルギー反応によるものとされています。そのため、抗生剤の投与は行わず、切開とステロイドの局所注射が推奨されています。しかし、私の臨床経験では、切開は必要であり、アレルギー反応に加えて細菌感染を伴っているケースも少なくありません。そのため、短期間の抗生剤投与を併用するのが有効だと考えています。

皮膚にしこりができ、腫れや痛みを伴う場合、粉瘤の可能性があります。適切な処置を受けるためにも、切開が可能なクリニックかどうかを事前に確認し、早めに受診することをお勧めします。尼崎市塚口のにしおか内科クリニックでは、粉瘤の切開排膿や摘出手術を行っておりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

粉瘤について詳しくはこちら

一番上に戻る
お電話でのご予約お問い合わせ TEL:06-6423-3300