コラム

病気知らずの秘訣はコレ!医師が教える健康的な食事法

2024.09.27

「医者の不養生」という言葉がありますが、今のところ私はその例外のようです。外科医として25年間、開業医として6年間、働いてきましたが、一度も病気で仕事を休んだことはありません。これは本当に幸運なことだと思い、日々感謝しています。しかし、ただ運が良いだけではなく、私なりに健康を維持するために気をつけていることがいくつかあります。

特に意識しているのは、食事運動、そして睡眠です。
今回はその中でも「食事」についてお話しします。私は日々の食事で、バランスの取れた食事をよく噛んで食べることを心がけています。また、塩分の摂取を控えることにも気をつけています。よく噛むことで、栄養の吸収が良くなるだけでなく、脳への血流が増加し、脳細胞が活性化されるとも言われています。また、塩分の過剰摂取は高血圧や心臓病、腎臓病、そして胃がんなどを引き起こす原因となりますので、注意が必要です。

私は、食事の順番にも気をつけています。まず最初にサラダや前菜などの野菜を摂り、その後にタンパク質、最後にお米やパスタ、デザートなどの糖質を少量摂るようにしています。特に空腹時にいきなり糖質を摂ると、急激に血糖値が上昇し、これが肥満や糖尿病、その他の病気の原因となることが知られています。このため、食べる順番を工夫することで、体への負担を軽減しています。

食事に美味しいお酒はつきものですが、アルコールの健康への悪影響は広く知られています。実際、カナダ政府は少量であってもアルコールが健康に悪影響を及ぼすとして、週に1〜2杯のビールやワインに抑えるよう推奨しています。とはいえ、私は食事を楽しむ際に、適度な量のお酒も楽しんでいます。私はアルコールに強い方ではないので、お水を飲みながらアルコールを薄め、酔いすぎないように気をつけています。

これだけ話すと健康オタクのように聞こえるかもしれませんが、私は健康であること自体を目的としているわけではありません。健康であることは、快適で充実した生活を送るための手段にすぎません。私たちは健康であることで、仕事や日々の活動を最大限に楽しむことができるのです。

にしおか内科クリニック(尼崎市塚口)では、皆さんの健康を守るためのアドバイスや診療を行っています。何かご相談がありましたら、ぜひお気軽にご来院ください。

一番上に戻る
お電話でのご予約お問い合わせ TEL:06-6423-3300